DrIWAの日記

医療や地域や人や趣味について。日々わくわくすることを探しています。日々の記録として書いていきます。

医師のときめき片付けDays

情報に家畜化される医師生活

 仕事にプライベート、身の回りに溢れる情報をどのように整理していますか?

私たち医師にとっても情報整理は非常に重要ですが、かなりストレスフルな問題です。

 

医療分野では、毎年毎年新しい研究データやトピックが世界中でリリースされ、5年前の常識が現在では常識ではなくなります。最近では新型コロナが良い例で、毎週のように新しい情報が世界を飛び交うので、知識の更新に追われて医師の方が眩暈や吐き気がしそうになります。

 

10年前、20年前と比べると医療における情報量や、その伝達スピードは何倍、何十倍にもなってきました。しかし、当然ながら医師の脳の容量はそれにあわせて進化はしません。

 

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第4水曜は『Registrars' Lecture』

そんな中、第4水曜日は『Registrars' Lecture』。ゲネプロ同期の医師による勉強会です。

今回は高知県の大井田病院でRGPJ研修を行う、西日本一のnvernoteの使い手、松原先生によるevernoteレクチャーでした。

 

私は救急医という仕事柄もあり、診療する年齢や病気の幅が広いため情報整理にはいつも苦心していました。一刻一秒を争う状況で、その都度本や電子書籍を検索する時間はありません。これまでの私の情報整理術は、

・疾患や治療・管理ごとの情報をその日のうちにwordでまとめる

iclouddropboxに分野にわけて保存 

・新しい情報があればその都度アップデート

という形で研修医の頃から続けていました。 

他にも講演や研修医・コメディカル向けのレクチャー資料はpower pointで保存しています。

 

この機会にwordをあわせた総数を確認すると1000を越えていました。 

難点としては検索が難しいこと、画像やデータの編集が面倒な事ですが、これが当然と思い、もう何年も整理の仕方はアップデートしていませんでした。

 

evernoteは真新しいツールではなく、実際私もダウンロードし以前は使用していましたが、詳しい活用法を理解しないまま長期間放置となっていました。

今回のレクチャーはevernoteを再活用するいい機会になりました。

 

・編集のしやすさ

・検索機能

・共有機

・ローコスト

 

これらの面でevernoteはとても魅力的です。

このような日進月歩のツールを使わなくなると(使えなくなると)、一気に知識も気持ちも老け込んでいきそうです。医師として、社会的なアンチエイジング、頑張らねば。

この週末は早速、evernoteへ情報の引越しに追われています。

 

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もし、他におすすめのツールがあれば、この引越しが進まないうちに教えてください。笑

 

全国で地域医療に従事するゲネプロの同期と顔を合わせるのは毎週水曜日のzoom勉強会だけですが、いい刺激であり、良き『同僚』です。