新型コロナと新生活
COVID-19の世界的流行の中、いかがお過ごしでしょうか?
医療従事者だけでなく全ての方々が世界各地で目に見えない敵と戦っているという非常事態になっています。どうか皆様、この先もご無事であることを祈ります。
このウイルスにより改めて気付かされたことも多々あります。
命について、
病気について、
医療について、
政治について、
家族について、、、
気付いていなかった変化に気づかされたり、
正解と疑わなかったものが間違いに見えたり、
サピエンス全史を読み返したくなるような日々です。
「中道」というはなし
医師としても、人間としても、困った時には必ず答えを探します。
その答えは出来る限りシンプルなものがよいとされ、YESかNOで示す事ができればベストでしょうか。
先日、地元のお寺の副住職(同い年)と話す機会があり、その中で「中道」という言葉がありました。
私の稚拙な解釈で申し訳ないのですが、YESやNOで示されるような両極の思想は楽だが、その極の吟味や距離感に道がある、というようなものでした。
批判的吟味を行いながら建設的な答えを導く(そして誰にも責任を押し付けない)仏教者の手順が、私を含め、ちまたの医師や科学者よりよほど科学的だと感じたのを覚えています。
中道は、日々COVID-19等についての新しい情報や予測が出回る今の社会において大切な考え方なのかもしれません。
というような不要不急な事を、
五島のあちこちに佇む綺麗な教会と、毎年同じように美しく咲く桜を観ていて思いました。
新生活への適応
記念すべき2回目の投稿です。
1回で途切れるのではないかと内心肝を冷やしておりましたが更新できました。
そして2回目の投稿も覗いていただきありがとうございます。
この更新を続けたい理由は、
宮崎や日本全国で、同じような地域医療への気持ちを持っている人が、
夢をあきらめず挑戦できる(勉強できる)機会を提示したいというものです。
あいつ、夢を追いかけて宮崎から出て行ったけど、ほんとに医者してんの?
なんか病んでしまって田舎で魚でも釣ってんじゃないの?
何を言われるか分からないので、その否定も兼ねて、なるべく定期的に更新できればと思っています。笑
こちらに来る前は、家族が環境に適応できるかとそればかり心配していましたが、間違いなく私より早く環境に適応し離島ライフを謳歌しております。