シームレスな医療と、シームレスな父親業
『シームレスな医療』とは何か
今週のウェビナーは同じ上五島病院、整形外科で研修中の先生からのレクチャーでした。
骨折初期治療のその先まで、という事で
・大腿骨頸部、転子部、骨幹部骨折
・橈骨遠位端骨折
・膝蓋骨骨折
・脛腓骨骨折
などを主な術式、その後の社会復帰、外来フォローまでを含めて勉強しました。
ざっくりとした印象ですが、
救急医は急性期を過ぎたフォローに苦手意識があったり、
内科医は外傷に苦手意識があったり、
総合診療医は施設差が大きかったり、処置や手技に苦手意識があったり、と。
最近は医師募集で、『シームレスな診療』を謳い文句にする病院も多く目にしますが、本当の意味での『シームレスな医療』を学ぶ場はなかなか少ないのかもしれません。
大きな病院ではなく、離島にいるからこそ感じれる『シームレスな医療』の大切さ。
ぜひ若い研修医や専攻医にも感じて欲しいなと。そんな事を考えてると、なんか自分も歳をとってきたなと思ってしまいます。
秋はキャンプ。こどもの成長、あはれなり。
朝夕はめっきり涼しくなり秋が訪れました。
待望のキャンプシーズン到来です。
五島の自然を満喫できています。
三男は0歳の頃からキャンプに連れ回していた効果か、自然の中でもたくましく生活ができています。
長男、次男も率先して自分の仕事を探したり、(以前に比べると)協調性が出てきたりと、家では気付かなかった成長を感じる事ができました。
日常生活では、片付けや皿洗いを「専門外」と決め付けて手出しを控えがちな、言わば『シームレスではない』父親ですが、
キャンプは私にとって、テント設営、料理、片付けから怪我の手当てまで、父親としての良き姿を子供達に刷り込む貴重な機会となっています。